観光連盟会長から伝法院の状況報告です。 ーーー 「浅草寺伝法院保存整備指導委員会」が昨日8月10日に開かれ、工事の進捗状況の説明を受け、現場を視察して来ました。 造園、仏教建築史、木質構造学、建築理論などの専門家の教授の方々で構成される委員会指導の下、文化庁、東京都教育庁、台東区教育委員会の全面協力を得て、庭と建物の両方の保存整備工事の為の調査が始められたのが平成27年の事でした。 専門家の中に一人素人を入れたのは、進捗状況を街に伝える役と解釈して最初から参加させて頂いてます。 どの時点でどう伝えるべきかが中々掴めないままでしたが、庭園の主だった部分が完成し、建物の進捗状況を初めて見る事が出来ましたのでご報告致します。 「経が島」五重塔と大書院の間に有る島で、以前は木が多く鬱蒼とした感じでしたが、すっきりさせて回りの水の流を復活させて島の呈を取り戻しました。大書院側の池の滝からの水が循環する渓流の趣が経が島の辺りに感じられます。庭全体として緑が深くなって、空が広くなり別世界の印象が強くなったと感じます。 橋には「施無畏橋」「経が島橋」の名が有ります。 建物は玄関、客殿が進行中で、この後台所、小書院と続き、大書院、新書院は2024年の着工で、全てが完成するのは2027年末になるそうです。

観光連盟会長から伝法院の状況報告です。
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「浅草寺伝法院保存整備指導委員会」が昨日8月10日に開かれ、工事の進捗状況の説明を受け、現場を視察して来ました。
造園、仏教建築史、木質構造学、建築理論などの専門家の教授の方々で構成される委員会指導の下、文化庁、東京都教育庁、台東区教育委員会の全面協力を得て、庭と建物の両方の保存整備工事の為の調査が始められたのが平成27年の事でした。
専門家の中に一人素人を入れたのは、進捗状況を街に伝える役と解釈して最初から参加させて頂いてます。
どの時点でどう伝えるべきかが中々掴めないままでしたが、庭園の主だった部分が完成し、建物の進捗状況を初めて見る事が出来ましたのでご報告致します。
「経が島」五重塔と大書院の間に有る島で、以前は木が多く鬱蒼とした感じでしたが、すっきりさせて回りの水の流を復活させて島の呈を取り戻しました。大書院側の池の滝からの水が循環する渓流の趣が経が島の辺りに感じられます。庭全体として緑が深くなって、空が広くなり別世界の印象が強くなったと感じます。
橋には「施無畏橋」「経が島橋」の名が有ります。
建物は玄関、客殿が進行中で、この後台所、小書院と続き、大書院、新書院は2024年の着工で、全てが完成するのは2027年末になるそうです。

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